くまめくり~日々是自転車操業~

身をえうなきものに思ひなして、のぞみなき日々を綴る

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 陥落した「ちち(仮名)」さん。原因不明のまま鳴き続けておりましたが、お兄さんが帰ってきて大きい方をさせてもらい、鎮静薬を飲みましたが、それでもかなり長い間、眠るのは嫌だと抵抗しておりました。それでも鎮静薬の効果には勝てず、崩れ落ちようにいびきをかき始めたのでした。
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 ホコリまみれのインク。本日は箱の写真のみお送りします。見た目から、最近のものではなさそうだとわかります。ホコリまみれなのは私の保管の仕方の問題。2階の廊下の手すりというか、階段との仕切り壁の上に長いこと放置されていたようです。
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 ようです、というのは、微妙な変化が連続して、ある日大きく変化した光景を目にして動揺している飼い主の精一杯の表現。ごちゃごちゃしていたところがきれいに片付いていたら、嬉しさよりもまず怖さが先に立た、ということです。
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 で、それはどのくらい怖いことなのかと言うと、このインキを大事な萬年筆に呑ませるぐらい、なのです。実に恐ろしいですね。

 このインキ、パーマネント、という恐ろしい文字が箱に書かれていますので、それだけで萬年筆に入れるのがためらわれるわけです。しかも、年月を経たものです。
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 お値段も素敵ですね。コレクション用として、数百円の値札が貼られていたものを数年前に手に入れて、そのまま長いことほったらかし。それが、まるで地殻変動で古代の化石が出てきたかのごとく、棚の上に出ていたのです。これが恐怖でなくて何でありましょうか。同時に棚の上に出てきた他のインキともども、どんな色なのか書いてみたいのですけれど、その前にやらなければならないことがたくさんありそうです。怖い。実に怖い。

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 キツく巻かれてよく寝ている「ちち(仮名)」さん。巻かれることで首が安定するので、ついつい眠ってしまうようです。ちなみに、この「巻き」ができるのはお姉さんだけ。キュンキュン鳴いている時でも、こうして巻かれて少しの間ヨシヨシしてもらうと寝息を立て始めるのです。
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 昨日もらってくるのをすっかり忘れたBun2最新号。今年のBun2大賞発表号ですので、はじめから萬年筆関連の記事はないものと思っておりましたが、当然のごとく、広告や製品紹介記事も含めて、萬年筆の影も形もありませんでした。

 PILOTコーポレーションが毎号出している広告で、「かく、がスキ」というキャッチフレーズのついているものが毎号あるのでそちらに期待していたのですが今回は推しの新商品の広告でした。私は使わないものですが、興味はひかれます。
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 フリーペーパーといえども中味1ページまるごと、っていうのもアレですから、1ページ全面使った広告の一部分だけを。勉強しなかった私は、ラインマーカーというものにも縁がありませんでした。仕事に就いてからも、大事な文書であっても斜め読み、流し読みばっかりでしたから、大事なところに線を引くなんてとんでもないことで、あれほど文房具を集めていながらラインマーカーは持ったことがないというオッサンです。他の人に読ませるための文書やPOPなど人に借りたラインマーカーで線を引いて強調することはありましたが、たしかに、この広告に書いてあるようなストレス、ありました。そこを改善されたのですね。でも買いません。
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 ちょっと気になっているのが、この「こまごまファイル」です。取扱説明書や、何なら附属のドライバCDなんかをまとめて保管しておける取扱説明書ファイルは重宝しておりますので、この、机の上に何ヶ月も放り出したままになっているような小物をとりあえず放り込んでおけるというのは魅力です。マメなひとは封筒とか小箱とか、そういうものにきちんと整理して保管できるわけですけれど、私の場合それをやるとタイムカプセルを埋めるのと同じことになってしまいます。下手すると10年以上経ってから「発掘」されたものの中を見て、あぁ、こんなの持ってたのか、となるに決まっています。ですので、こういう短期保管グッズは有効です。
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 最後に裏表紙。第一歩、ですか。これだけ見ると、良さそうに思えて、つい手を出してしまったりするわけですが、結局は何をどんな風に収納したらいいのだろうか、などと悩んでいるうちに、その収納グッズ自体どこかへやってしまって見失うというのが私の常ですから、収納上手になるなんてことは死んでも無理、第一歩を踏み出すこともできないまま死んでいく、それが私なのだろうと思います。


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 ぐい〜んと首を伸ばす「まりりん(活動中)」さん。ヒーターが入って暖かいこともあり、じっとしていられないようで、とにかくガタゴトと音を立てて動き回っております。

 歳をとると月日の流れが速くなる、のは本当だと思います。家に帰ってきてホッとしたところで、今日が12月1日だったことに気づきました。偶数月の1日、文具店に行かなければならない日でした。特に無念なのは、文具店の前を通り過ぎていたこと。アホでした。でも明日の楽しみができて良かったです。
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 ヨーロッパ標準のカートリッジ、ロングとショートにローラー&クライナーのライニガー。まずはロングの方を綺麗に洗いますが、なかなか中の水が抜けてくれないのでシリンジを使って抜き取ります。

 モンブラン・ボエムの専用クリーニングカートリッヂが手に入らないので、代用できるものはないかということで、師匠のBlog「萬年筆評価の部屋」にこんな記事がありました。それの追試、いや真似をしてみようというわけです。
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 よし綺麗になった、とお尻の栓を取り外しにかかると、ここからもインキが。隙間に入り込むというのは実に恐ろしいことです。それでもめげずに切り取って、また内部を洗浄したら、あらかじめ用意してあったパーツと組み合わせます。なお、
これらの過程でもともとインクカートリッヂの首の部分を閉じていた「栓」はどこへいったのか、見当たりませんでした。
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 100均というものがなかった時代には、東急ハンズへ行ってあれこれ揃えていたことを思い出します。今ではそれも昔話になってしまいました。失敗しても痛手が少ないというのは圧倒的なアドヴァンテージですね。

 先を切ったスポイトをカートリッヂのお尻の方から思いっきり突っ込みます。手でスポイトを押し潰しながら押し込むぐらいの勢いです。
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 左が完成品。これの口から洗浄液を流し込んだら伝説のクリーニングカートリッヂと同じことができます。

 当初、スポイトを揉んだらシュポシュポと水の吸入と排出を繰り返して洗浄できるのでは、と思っておりましたが、それはやらない方がよさそうです。貴重なボエムがお釈迦になりかねません。ジェネリックで試したら、排出は当然できますけれど吸入はできません。だいたい、勢いよくスポイトを揉むと胴軸の中の方で液体が漏れ出ているような感じです。これにはカートリッヂの先端部の径なども関係しているように思います。スポイトをシリンジに変えたらあるいは、とも思いますが、怖いのでやりません。

 結論としては、ショートタイプのカートリッヂに洗浄液を詰めて装着してしばらくおく、字を書くような動きをする、というのが一番、ということですね。

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 何年前になるのか、我が家のワンコのツーショット。仲が良かったわけではないので、この時もおそらく視線の先にあるのはおやつだったのでしょう。かつてはこんなのが家の中をウロウロ歩き回っていたのです。
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 空海が真言密教の根本道場を開く場所を探していた時に、黒と白の犬を連れた筋骨隆々の狩人が現れ、最適なばしょがある、と告げたそうです。それで、狩人の先導で山の中を行き、この地まで来たところ丹生都比売大神が現れ、狩人が高野御子大神であることを知らせ、高野の地を空海に与えた、というお話。この時の犬は紀州犬だったと思われますが、黒と白、だったのです。
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 丹生都比売大神がこの地に降臨された時に、地主神の竈門明神が酒を醸してお供えした、というお話もあり、それが丹生酒殿神社の由来。社殿前の広場には大銀杏があり、この時期はライトアップされているというので、はるばる見に行ってまいりました。
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 日が暮れてから山の中を走り、目的の神社に辿り着くのは容易なことではありませんが、数百メートル離れたところからもよく見える大銀杏。これ以上の目印はありません。この神社の裏には八幡宮があって、その御神木に鎌を打ち込んで願を掛けるのだそうです。今も多くの鎌が打ち込まれていますが、私欲丸出しのお願いをすることはよろしくないようです。
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 日のあるうちにこちらへ行ってから高野山に上ったのですが、さすがに紅葉は皆散った後でした。しかし夕刻の高野山は人が少なくてとても快適です。ただ、お店はどんどん閉まっていきますので、お土産を買いたい人にはお勧めできません。
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 来月初旬までライトアップされているそうですから、興味のある方はぜひお参りください。電車通勤になったので、久々にロングドライブを楽しんだ飼い主でした。調子に乗って自撮りまで。わかりますでしょうか。
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 泳がされている「ちち(仮名)」さん。何をやっても静かにならないので、困り果てたお母さんにさかさまにされてしまいました。ひとしきり泳いで疲れたはずなのに、やっぱり静かにならない彼女なのでした。
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 セットで販売、ということでしたが、結局は普通の箱にまとめて入れられた状態で手渡されました。左端からピカチュウのカスタードフレーバーチョコ、ポン・デ・ディグダ、そして進化形のドーナツの穴から飛び出したダグトリオ。とはいえ、実際にはハート型のチュロスの上に乗っかっているだけです。
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 お店で手作りということもあってか、ディグダの造形に激しくバラつきがあって、なおかつ持ち帰りの道中で揺すられたことによる変形もあって、痛々しい姿です。

 でも最大の問題はその甘さ。甘いの当たり前でしょ、というところではありますが、このモグラさん、ひとつ食べると胸が悪くなるほど甘くて参りました。皆さん、こんなに甘いものを食べるんですね。無理です。
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 ディグダを梨割りにしてみました。きっちり甘そうなクリームが詰まっております。さらに凶悪なのは、土台がポン・デ・リングであること。甘過ぎて死ねます。

 糖尿持ちの私がBlogネタのためとはいえこのようなものを食べてはいけませんね。週末はゴロゴロせずに動き回ってカロリー消費に努めます。






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 賢くねんねしていたのに突然抱き抱えられてクルマに乗せられ(てお医者様に連れて行かれ)た、と恨めしそうな顔で飼い主を見る「ちち(仮名)」さん。クルマに乗せられたらアレだ、とわかっているようで、行きの車中では鳴き続け、帰りはグッタリとして無音です。

 飼い主も受診に慣れてきて、20時まで受付のところを19時50分ぐらいに診察券を出す、という手で待ち時間を最小限にするようにしていますが、本日もまた、受付嬢のOJTに巻き込まれて診療後に結構な時間待つことになりました。前回から1週間も経つのに、いまだに計算が合わないなんて、そんな人雇っていたら病院が潰れるんじゃないかと心配ですが、粘り強く育てていくおつもりのようです。
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 かなり前にお掃除しますと言って洗浄液ライニガーを詰めたカートリッヂを挿しておいたモンブラン・ボエムのパチもん、もといジェネリック。かつては中華萬年筆はすべて、見た目を上手に真似しただけのまがいもので使用に堪えないという感じでしたが、今ではそんなこともありません。むしろ中華萬と聞いて首を振ったらバカにされるぐらいです。
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 ながらく放置してあったので洗浄液も干上がっておりましたが、カートリッヂの槍にささる部分にはべっとりとインクが残っております。萬年筆の内部にはまだまだインクが残っていそうです。

 コンヴァータが使えるなら、水を何度も吸ったり吐いして綺麗にできるのですが、ボエムはその構造ゆえその技が使えません。純正のクリーニングカートリッヂなどというものもあったそうですが、もう手に入りません。
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 カートリッヂが見えている時にはペン先が隠れておりますし、ペン先を出せばカートリッヂは胴軸内に入ってしまいます。尚且つ、長いコンヴァータは装着することができないのです。

 そこで、ヨーロッパ標準ロングタイプのカートリッヂを使って、シュポシュポとお掃除できる道具を作れば、気持ちよくお掃除できるはずです。でも、そんなに都合よくそんなカートリッジ、それも空のものなんてあるのか、と思ったら、ありました。
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 職場で使おうと置きっ放しにしてあった笑暮屋さんの萬年筆。店頭で見て、この柄だけで買うと決めた一本。ほれこの通り、うまい具合にカートリッヂが干上がっております。

 このカートリッヂを綺麗に洗い、工作してお掃除するための道具を作りますが、あまりにも長いのでここまでにしておきます。上手くできたら続編あり、です。

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 ぼんやり、ダラ〜リな「ちち(仮名)」さん。先ほどまでギャン鳴きしていたのですが、業を煮やした次男がしばし彼女を「泳がせて」から寝かせつけたのです。

 歩けない彼女は身体の左側を下にして横たわったままぐるぐると回転するのですが、それが原因でできた大きな褥瘡の処置をするときなど反対向きに寝かせますとこの世の終わりかというほどの声を上げて鳴き叫ぶのですが、最近は体力が落ちたせいか、声を上げずに前脚で宙を掻いてバタバタしていることが多くなりました。この状態を「泳いでいる」といい、しばらく泳がせておくと疲れて静かになることから、長男などはよくその手を使っているのです。

 いずれにしても、眠っていれば本人(犬)も家族も平穏な時を過ごすことができますので、これからもさまざまな手段でワンコを寝かしつける営みが続きます。
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 昔々、Y.Y.Dayの来場者に配ったお土産の中にこんなセットが混じっていたことがありました。これ自体が非売品という扱いで、どうしても、というお客様には提供するけれど、できればメンテナンスは販売店などに依頼して欲しいな、というモノです。商品として販売しますと、これを使って「お手入れ」をした結果にも責任を持たないといけません。どうしてもご自分で、とおっしゃるのならご提供しますけれど、お客様の責任でお使いくださいませ、という性格のものですね。
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 かといって、何も変わったものが入っているわけではないのです。カートリッヂと同じ口のついたシンプルな構造のスポイトに晒し布、そしてお手入れ後に装着するためのインキカートリッヂに説明書、それだけです。

 空になったインキカートリッヂを取り外してスポイトを挿し、ペン先を水またはぬるま湯に浸けて吸入排出を何度か繰り返して、色のついた水が出なくなったら完了というだけのことです。でも、それだけのことでも失敗して萬年筆を壊し、メーカーにクレームを入れてくる客がいるからこそ、慎重な扱いになっているのでしょう。
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 ほれこの通り、世界で10本の指に入るほど不器用な私でも無事萬年筆に挿すことができました。そもそも、両用式の萬年筆を使っているのならカートリッヂを挿すという作業はできるはずですから、スポイトを挿し込むのもむずかしいはずがありません。

 国産3社のこういったメンテナンスキットは揃っていますので、それ以外の、例えばヨーロッパ標準タイプのカートリッヂを使うような萬年筆のために、こういったお手入れキットを用意しておくのも良さそうです。早速100均に行って材料を揃えることにしましょう。

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 飼い主を見上げている「まりりん(夜更中)」さん。夜になって紫外線照明を落とすと陸場に上がって眠っていたのですが、最近はリヴィングルームに人がいる間はガサゴソと動き回っている、というのが常です。

 神戸ペンショウが終わって、ようやく通常運転の日々に戻りつつある飼い主ですが、ふと、あ、アレはどうしたんだろう、となることがあります。
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 神戸ペンショウといえばこの人、というほどに二日間ずっと事務局として運営を支えてくださった方から頂戴したお土産。デリケートなメカニカルペンシルの口金の部分に被せる保護キャップ、上等な革製です。

 私のような者は、口金を痛めるとか護るとかいう以前に、そのためのキャップを無くしてしまうのがお決まりですので、これも大切に保管して行方知れずになる、ということになるのでしょうか。
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 神戸ペンショウに来てくださった方へのお土産、毎年頭を悩ませるところですが、今年は施設使用料が値上げとなったことから入場料も上げざるを得ず、かつ、キリの良い金額でないと受付が大混乱、というので1000円にさせていただいて、10周年記念でちょこっと良いモノをお土産にしよう、と出来たのがこれです。旧北野小学校の正門、玄関上には風船がデコレーションされていて、その奥に何か書かれている、のですが、、、
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 古山浩一画伯による一枚。こちらでは玄関上の文字を読み取ることができます。「北野工房の街」の英語表記ですね。こういった絵をもとにして、トートバッグの柄にしているので、少しだけ、文字が見えているのです。

 私は、今年の神戸ペンショウでは北浜ポート焙煎所のドリップバッグしか買い物をしませんでした。井上工具製作所さんなんて、ウズウズするようなモノをたくさん並べられていて、懇親会でも近くに座らせていただいていたのに、結局手を出しませんでした。
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 こちらは、今年のY.Y.Dayで手に入れたモノ。記念の品で、とても大切なモノですけれど、持ち帰ってからはじめて梱包の外に出しました。ま、オッサンがこれを持って歩いてもオモロいだけですから、記念品として保管しておくのはそれで良いのですが、神戸ペンショウの準備をしていたらコンテナから出てきた、というあたりが問題ですね。
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 これも同様。細長い箱がある、これは何だろうと開けてみたら、外骨に私のハンドルネームを入れてもらった特製のお扇子。これも、夏の暑い時にパタパタやってたらすぐに壊してしまうでしょうから、再び箱に収めて、この次いつお目にかかれますかね、という状態。モノを買わないのが一番良いのだ、という当たり前のことに、今頃気づきはじめているアホなオッサンです。
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 「ちち(仮名)」さんの後ろ脚。片方は真っ黒ですがもう一方は割と綺麗なピンク色です。彼女の後ろ脚は、今やほとんど感覚もないようでカチカチになっていたのですが、長女が蜜蝋を肉球に塗ってからこすってみたところ、ボロボロと古くなっていた角質層が剥がれ落ちてぷにぱにな肉球が復活したのです。
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 彼女の先住犬だった「くま(仮名)」さんのためにと買った蜜蝋ですが、元気なワンコは塗った尻から舐めてしまうので、こりゃダメだとほったらかしにしてあったものです。右側は剥がれ落ちた古い角質です。

 起きている時にやると騒ぐだろうということで、寝ている間に処置を施したのだそうです。
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 我が家の納戸、定位置に収まった3個のコンテナには神戸ペンショウ運営に必要なグッズが詰まっています。

 神戸ペンショウが終わり、来場者の皆さんを送り出したら、「中の人」はお片付け。出展者は商品や什器などの運び出しや宅配便で送るための梱包作業。我々運営陣はその間を縫って空いた机や椅子を見つけてはどんどん片付けていきます。

 みんな積極的にどんどん片付けてくれますが、どれが私のモノか、なんてことはわかりませんから、行方不明になるモノがいっぱい出てきます。なので私はとにかく自分が持って帰るべきモノをどんどんコンテナに入れていくので、帰宅した時はコンテナの中身はぐちゃぐちゃです。昨年まではそのまま1年寝かしていたのですが、今年は改心して、本日、コンテナを整理整頓しました。これで、来年11月15日と16日に開催予定の第11回神戸ペンショウ前に慌てて整理しなくて済みます。

 その前に、ゴールデンウィークあたりにY.Y.Dayが、5月31日にはNANIWA PEN SHOWが予定されております。整理整頓されたコンテナ、そちらにも出動予定となっているのです。また、楽しくやりましょう。

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 飼い主が帰宅しても無反応な「ちち(仮名)」さん。片方のお目目は開いているように見えますが、しっかり眠っているようです。

 金曜日の朝に家を出て中幸曜日の深夜に帰宅。神戸ではそこそこ良いホテルを(早期予約特典で)とっていたのですが、結局、夜寝て朝ごはんを食べるだけでした。
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 葉ばかりになったお祝いのお花。お昼頃から、来場者にお花を持って帰ってくださいとお願いした成果です。

 ゆかりのある皆様から、立派なお花を1ダースほどお贈りいただきました。11年前の秋、札幌で開催された萬年筆サミットの閉幕に際して、「来年は神戸でやる」と宣言した人がいて、まぁそう言うんなら仕方ないか、とお手伝いを始めて、気がつけば10回目。最初の頃は出展者を集めるのにも苦労して、あちこち無理をお願いして無理やり会場のスペースを埋めた、という感じでしたが、今や出てあげようというお申し出にお断りをしなければならないような状況です。
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 出展者の皆さんと一緒にお片付けをして、それぞれのお店やご自宅に送る荷物の梱包も終えて、あとは宅配便の集荷を待つだけ、となった会場。ピーク時には出展者や運営スタッフも含め、この場所に300人ほどの人が入っていたのです。祭の後、ですね。

 第1回から今回までで、延べ来場者数は一万人を超えています。秋は神戸で萬年筆、です。来年の今頃、また神戸のこの場所でお会いしましょう。
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