panasy99

くまめくり~日々是自転車操業~

身をえうなきものに思ひなして、のぞみなき日々を綴る

17 11月

ロール

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 トロンとしてゐる「まりりん」さん。眠たいのに外へ出てきて、何となく首を出している感じでしょうか。

 夕刻、妻と長女が、ワンコの動画を見て嬌声をあげているのを、水槽のガラス面にへばりついてじぃっと見ておりました。アカンなぁ、ボクおるのになぁ、と声掛けをしながら近づいて、あれこれかまってやりました。亀は鳴き声を上げないから可愛くない、って、2ヶ月ほど前まで夜中も鳴くので困る、なんて言ってたのに。人間とは何と身勝手な存在なのでしょうか。
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 PILOTの少し古い萬年筆。R14Kという名前で呼ばれているモデルです。正式には何というモデルなのかわかりません、などここに書くと、N御大からメールやお手紙が来て、懇切丁寧に教えてもらったことも一度や二度ではありません。
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 割と綺麗な状態を保っております。手元に来てからはインクを入れたことがないので当然のことですが、Rということは「巻き」ですから、ごくごく小さなエクボがあるのかもしれません。でも老眼なので、探すのも大変ですし、見つけても嬉しくないので探していません。
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 こうして写真に撮り、スマートフォンやPCの画面に映して、ようやく文字が読み取れるというのが現状で、老眼鏡の度数もどんどん上がってきますし、もうアカンなぁ、と持ち物の整理をする決意をするのです。しかし体力も気力も衰えているので、やろうやろうと思いつつ結局何もせずにカレンダーの残り枚数が減るだけです。
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 ラウンドではなく、パキパキと折られた形のペン先。プラチナの五角ほどではありませんが、この時代、どのメーカーでも見られた形状です。

 神戸ペンショウに来られていた広島の怪人が、次々に入手されたペンを見せてくださったのですが、あぁそれと口に出したら違うメーカー。ウソ、それ、と言いたくなるほど、国産3社、そっくりな見た目のペンを出していたのですね。

 今年はペンショウで1本も増やさなかったぞ、と自分でも誇らしく(寂しく)思っている私です。
16 11月

来年も神戸で萬年筆

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 網に入ってゐる「犬(らしきもの)」さん。もらった人は口々に「犬?」なんて言っておりましたが、そんなことではいけません。白い網に入っているところに注目しなければいけないのです。

 第11回の神戸ペンショウ、来場くださった方々や、出展してくださった皆さんのおかげで、二日間の日程を無事に終えることができました。万年筆と無関係な仕事をしている素人が企画・運営するイヴェントですので、至らぬ点も多々あったことと思いますが、関係の皆様、たいへんありがとうございました。
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 この犬らしきものは、ギュッと握るとグニュッとする何とも言えない感触です。この網に入ったミカンが駅弁と一緒に、あるいは土産物として売られていたものですが、最近は見かけることが減っています。もちろん網の色はオレンジ色でなければなりません。袋状の網とその口を閉じるためのパーツ、犬よりも大切に保管しておくべきものだと思います。
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 神戸ペンショウは今年で11回目。第1回からずっと来てくださっている、という方とお話しする機会がありましたが、最初の頃はナガサワ文具センターという文具店さんと共催で、運営のかなりの部分を依存していたというお話をすると、えっ、では今は?という反応。今はY.Y.ペン倶楽部の単独開催です。素人ばっかりでやるというところに価値を見出しております。
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 ずっと同じ会場で開催しておりますが、第9回までは北野工房のまち、そして昨年から神戸北野ノスタと名前や施設の運営者が変わりました。昨年の神戸ペンショウのときは洋食屋さんだった会場近くのお店、居抜きでお蕎麦屋さんに変わっておりました。

 来年もまた、同じく神戸北野ノスタを会場に開催する予定です。来年の秋も、神戸でで萬年筆。関係者の寿命が尽きていなければ、来年は11月14日土曜日と15日の日曜日に開催する予定です。まもなく年の瀬を迎えます。いただいたり購入したりする来年のカレンダーに赤丸をつけておいていただければと思います。




15 11月

明日も神戸で萬年筆

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 「まりりん」さんは今頃、こんな風に過ごしているのだろうなぁ、という一枚。飼い主がいなくても水槽の水は加温されて快適ですし、次男が餌を与えてくれますのでひもじいこともありません。

 第11回の神戸ペンショウ初日、飼い主は朝8時から夕方5時まで、ほぼ立って過ごしました。遠い昔、初任教員の時に、何でこんなに腰が痛いのだろう、と思ったら立ち続けていたからだと知ったのでしたが、それ以来ずっとそんな暮らしでしたから、1日中立っていても何とかやっていける身体になっています。もう二度と教員になろうとは思いませんが、これは嬉しい資産です。
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 朝早くからたくさんの方にお越しいただいて、慣れた調子でお願いしたいことを述べて、午前9時になる少し前、整理券の抽選をするために並んでいただきました。

 300番までの番号が入った整理券を、奇数と偶数とに分けて二つの抽選箱に入れ、皆さんに1枚ずつ引いていただきます。どれくらいの人がいるかを見て、その倍ほどの数の整理券を入れるようにしています。そうすることで、最後の方で引く人でも、たくさんの整理券の中から1枚を選べるようにしているのです。
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 神戸北野ノスタの階段は、3階まで約60段。一人が一段となるように、整理券番号順に50人ずつ区切って施設内に入っていただきます。ここで一旦止めよう、となった時点で、場内はこんな感じです。早く入りたいのは皆同じですけれど、たくさん入ってもらうと身動きが取れなくなります。そういうことを考えながら、入っていただく人数を調整しております。
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 本日は、例年より少な目の435名の方にご入場いただきました。土曜、日曜と二日間の開催となると、どうしても2日目の方が参加者は少なめになります。

 それを何とかしようと考えて、2日目の終わりがたに出店者から提供いただいた景品をかけてじゃんけん大会をしておりましたが、コロナ禍の中、大声だすのも密集するのも良くないだろう、ということで現在の抽選方式に変更されたのです。明日、ご来場いただきましたら、入場券の右側、抽選券を切り取って、会場内受付付近にあります抽選箱に入れてください。午後3時半に抽選を行い、各種SNSや場内への掲示で当選者(の番号)を発表いたします。明日も神戸で萬年筆、です。
14 11月

明日は神戸で萬年筆

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 今日はカメラ構えて迫ってくるオッサンおらんなぁ、と思っているであろう「まりりん」さん。飼い主は神戸泊まりですので本日は彼に会えません。

 神戸ペンショウの会場まで、毎朝自宅から通っていたのですが、一昨年あたりから神戸近辺に前泊するようになりました。奈良から神戸まで、順調に進めばクルマで約1時間ほどの距離ですが、寄る年波か、それが負担に感じられるようになったのです。
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 ただ、運営に必要な資材を運ぶ為にはクルマ必須なので、それをどこに泊めておくかが問題です。駐車場完備のホテルは上等すぎますし、前日から3日間、駐車料金もかなりの金額になります。「北野工房のまち」だったときは駐車場の隅っこで2泊させてもらえたのですが、「神戸北野ノスタ」になって30分500円という駐車料金になりましたので、前日から3日間、合計でおよそ58時間駐めておくと、、、計算してみてください。
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 神戸北野ノスタのお店は、午前9時または午前10時にオープンします。午前8時開店のお店もある、というのは古い情報でしたので取り消させていただきます。

 午前9時の少し前、施設裏側(西側)の駐車場付近で待たれている方々にお声がけして、抽選箱から整理券を引いてもらうための列を作っていただきます。逆に言うと、それ以前に並んだり固まったりして待つことは絶対にしないでください。「ご遠慮ください」なんて言うと私は遠慮なんかしない、と本気で言いつつ行動に移す人がいるのだそうですが、そういった方には来場そのものをしないでいただきたいと思っております。

 で、列を形成していただくタイミング以降に来られた方には、写真の場所で500番から始まる番号順の整理権をお配りいたします。

 明日、明後日は、第11回神戸ペンショウが開かれる神戸北野ノスタへ、ぜひお運びください。
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13 11月

ペアー

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 握手を求める「まりりん」さん。飼い主や家族などが水槽の前を通りかかると、こうやってアピールします。亀は鳴かないから猫の方が良い、と言ったのは長女ですが、もし我が家の亀が鳴いたりしたら喧騒で仕方ないと思います。それくらい、愛想の良い元気な亀なのです。
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 出て来たのです。先日、何でこのメカニカルペンシルだけウチにあるのか、とボケたことを書いたのですが、それはこの、メインとなる萬年筆とセットで手に入れたからなのでした。某研究会のフライングゲットだったのかもしれません。
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 オートグラフっていうぐらいなので、キャップにある幅広の14金リングに名前を彫る人も少なからずいたと思うのですが、このペアーにそんな痕跡はありません。

 どこのどなたか存じ上げない、ましてや外国の方のお名前なんて不要ですから、少々間延びした感じではあるものの、この金のバンド、良い装飾です。
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 インクを入れようか、となると、それはもはや儀式。尾栓を緩めていくと、ペン芯からスノーケル管が伸びていくので、それをインク瓶に浸け、お尻を引っ張り出してからプシュっとやって、わずかな量のインクをボディに含ませます。
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 何よりこの、スキーのジャンプ台みたいになったペン先がたまりません。フォートマディソンで作られた古き佳きアメリカ製萬年筆です。くるりと巻かれたペン先は撓るという言葉から最も遠いところにいますが、とても柔らかな書き味を提供してくれるのです。
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12 11月

とんぼ返り

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 出てきた「まりりん」さん。ずっとシェルターの中でじぃっとしているところを撮ろうと近づくと這い出して来たのです。

 狭い空間に籠るのが好きだからといって、狭いだけで満足、というわけではなくて、狭さ具合が好みに合うかどうかというところなのでしょう。いずれにせよ、気に入ってくれているのがわかりましたので、この前に設置してあったシェルターは処分することにします。
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 朝から所用で京都に出たので、泉涌寺の塔頭、戒光寺へお参りに行くことにしました。せっかく近くまで来たので、ということと、平日なので少しは人の波が小さいだろうと思ってのことでしたが、外国人観光客には関係のない話だったようで、今日も京都は外つ国からやって来た迷惑な連中が溢れかえっていたのでした。

 最澄の手になるものと伝わる八臂の辯財天像(秘仏)が公開されていると聞いて、一度お参りしたいと思っていたのですが、公開は今週末までで、神戸ペンショウとまともにかぶっております。そんな時に京都へ行く用事ができたのもお導きだと思ったのです。
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 ご住職や受付の女性が丁寧に解説をしてくださって、ありがたく拝ませていただいたところで、すぐに職場へ戻ったのでは時間が早すぎると、ギリギリ狙い、スリル満点な「はしご」をすることにしたのです。

 写真は仁和寺のすぐそばにある轉法輪寺。坐像としては京都で一番大きいというご本尊、御室大仏のお寺で、
仏様の写真撮影が許されているのです。
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 最初にお参りした戒光寺のご本尊も、たいへん大きな仏様で、木造の釈迦如来立像としては世界最大のものといわれています。そちらを拝ませていただいた後でこの仏様にお会いしますと、座ってらっしゃることもあってそれほど大きいとは感じませんが、最初に拝ませていただいたら、やっぱり大きいなぁ、と感じると思います。
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 そして、本堂には大量の木魚。さまざまな形や大きさの木魚が所狭しと並べられています。その名の通り魚を形取ったものから、髑髏そのものの形をしたもの、ダースベイダー卿のヘルメット?と思える見えないものなど多種多様な木魚を堪能させていただきながら、ふと我に帰るとタイムリミットが迫っておりました。

 どんなルートで職場に向かえば外国人観光客に邪魔をされることなく奈良へ戻れるのか。あれこれ考えて本日はとりあえず正解を出せたようです。
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11 11月

見た目

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 伸びてゐる「まりりん」さん。少し離れたところからおさえたので色合いが変ですが、近づくと首をすくめてしまいますから、離れたところからだからこその1枚ということも言えるかと思います。

 自分で撮ったものですけれど、見れば見るほど、昔の写真をそこら辺に放っておいたもの、という感じです。実に写りが良くありません。
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 これもまた、写りが悪いもの。液晶といったらこんなカラーで大きなものが普通ですが、その昔、ブラウン管が幅を利かせていた頃は、液晶といったら小型の電卓や安物のディジタル時計に使われているものでした。今は何か写っている画面が「液晶」と呼ばれています。

 構造的に液晶と呼んでいいのか?というものも含めてそう呼ばれがちで、「ディスプレイ」と呼ぶ人はむしろ少数派です。レールの上を走るもであれば何でもかんでも「電車」と呼んでしまうのと同じで、聞いていて実に気分が悪くなる、とても心の狭いオッサンです。

 写真はiPhone 11ですので、壊れて写りが悪くなっている「画面」は、「液晶」です。すでに有機ELディスプレイが普及し始めていた時期に、あえて液晶搭載で世に出た機種でした。おかげで、比較的手頃な価格で交換用パーツを手に入れて修理することができました。
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 今週末に神戸北野ノスタで開催される神戸ペンショウは閉じたグループの会合ではなく、開かれたイヴェントです。萬年筆や文房具のこと、何もわからないんです、という人でも楽しめることを大切にしています。馴染みのお店の前にずっと陣取って、お店の人を「独り占め」してしまうと、他の人、初めての人にとっての「壁」になってしまいます。交通費払って、場合によっては宿泊料も出して、入場券を買って入ったのに、アウェイ感でいっぱい、では悲しすぎます。

 なので、毎年来場してくださっているようなお馴染みさんには、そういうことはしないでね、と強くお願いをしたいのです。写真の名札をつけているのが出展者の証で、この名札のない人がブースの「中」に入ることは、固く固くお断りいたします。それを知らずに、あるいは忘れて「中の人」になっている方は、発見次第、外側へお戻りいただきます。運が良ければ主催者のガラガラ声でマイクパフォーマンスされちゃうかもしれませんので十分にご注意ください。
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 運営担当のスタッフは、このような信三郎帆布謹製のエプロン、もしくは先の写真のようなエプロンを着て、「STAFF」という名札をつけています。私のようにSTAFFちゃうやろ、STUFFやんけ、というような体型の者も少数おりますが、そこは責めないでそっとしておいてくだされば幸いです。

 エプロンの色は各人さまざまですが、会場内外を何人もうろうろしておりますので、お尋ねになりたいこと、お困りのことなど、お気軽にお声がけください。

 秋は神戸で萬年筆。この週末は、神戸北野ノスタへ。
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10 11月

逆さパンダ

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 嬉しそうに逃げている「まりりん」さん。飼い主が帰宅すると、こうやって遊ぶのです。亀に話しかけながら遊んでいる父を見て、やっぱり猫がえぇなぁ、と太古の昔のTVドラマみたいなことを言う長女。もたいまさこか室井滋か、はたまた小林聡美なのか。帰ってきたららニャアと鳴いて出迎えてくれるから猫が良いそうです。
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 なぜか煽っているヒヨコちゃん。何ともおどろおどろしいブラックの文字。日本国民の健康状態を改善すべく開発・発売されたはずのチキンラーメンなのに、今だけとはいえ、コノヤロー、とは。

 スパイシーなカレー風味を加えて、スープも黒っぽく仕上げたチキンラーメンということのようです。
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 自宅近くの、意識高い系の人も本当に意識の高い人も利用されるスーパーで、本屋さんでいうところの平積みで展示・販売されていたので、まんまと乗せられて買い込んできたものです。あとカレーメシを加えて、全4種の「黒い」商品があるようですが、私が立ち回るあたりのスーパーなどでは見つけることができませんでした。

 こんなに黒いもんばっかり食べたら、それこそ腹黒い人になってしまいそうです。もともと黒いのですけれどさらに、ね。
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 今週末の神戸ペンショウ、会場の広さから一度に入場していただけるのは200人ほどです。けれど、限定数のある商品も販売されますから、なるべく早く入りたいという気持ちになるのも当然のことです。そのまま放置しておけば、北斗の拳の世界になってしまいますので、整理券をお配りして番号順に入場していただきます。

 かつては夜明け前どころか前夜から駐車場で過ごす人がいたり、施設周辺の道路に入場待ちの人が長蛇の列を作って通行される方の邪魔になったりと、これでは会場貸せないよ、と言われたこともありました。なので、皆さんにはとっても良い子にしていただきたいのです。
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 当日は午前9時になる少し前から、運営側で指示した場所に並んでいただいて、その列をロープで囲みます。先頭の方から順に抽選箱から整理券を引いていただき、整理券を取った人はロープの外へ出ていただきます。

 毎年、整理券を取ったあと奥ゆかしく列の後ろに回る人がいますが、遠慮せず、抽選箱の横の方へと移動してください。後ろへ回ると、もう一度整理券を取ることになってしまい、何と腹黒い人なんだと我々運営スタッフにマークされて、拡声器で注意されてしまいます。

 いや、ほんとにワザとこれやる人、いるんです。挙句の果てに、若い番号の整理券が取れたから5000円で買わんか?とかSNSにあげた人も過去にはいました。

 みんなで楽しく過ごすのが神戸ペンショウのお約束なので、そんなこと、だれもやりませんよね、もう。




9 11月

やらかした?

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 遊んでほしい「まりりん」さん。シェルターに隠れて眠っていたのですが、水面の油膜が気になった飼い主が半量ほど水を換えていたら、起き出してきたのです。

 こんなに遊んでアピールをしているのを放っておく訳にはいかないので、頭を撫でてやり、握手をして、最後に手乗りまりりんをやってから逆さまにして水の中へと戻してあげました。軽く遊んでやる基本メニューです。
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 えぇねんけど、鉄ペンやしなぁ、なんて言いながら、しっかり持っているTWSBIのダイヤモンド580。鉄ペンならばそれらしくECOシリーズの方がお値段も手頃で良いのでしょうが、若者向けというか、ポップな感じでオッサンが持つのはちょっと、という感じです。

 適正な価格ではあると思いつつも、鉄ペン付きでこのお値段だったら国産の金ペンついたのを買う、となってしまいがちなTWSBI。けれど、本格的な回転吸入式というところが他にはない特徴です。
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 先輩である530と並んで記念撮影していて、んっ?となりました。左の530は、先日分解してお掃除した個体。気をつけていたつもりなのに、ピストンの位置がズレた状態で組んでしまったのか、と自分の不器用さを恨みつつ、いや、待て、ピストン本体とそれを送り出す土台の部分との隙間はどちらも似たようなものではないか、と思ったわけです。
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 ピストンを目一杯進めた状態。この状態にしてインク瓶に浸け、それからピストンを戻してインクを吸入していくのですが、ペン先の方にある空間はほぼ同じです。

 この隙間があるせいで、インクタンクが満タンにならない、などと言って、いろんな手を使ってインクを詰め込む人がいます。その理由は様々で、飛行機に乗るからとか、単純に隙間があると気持ち悪いからとか。どれも簡単に否定されそうな理由ですね。
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 思わず分解して組み直そうと思いましたけれど、よくよく観察すれば、これで問題もないことがわかります。最初に世に出たダイヤモンド530の経験から、580ではインク吸入量を増やした、ということなんですね、知らんけど。というのが結論かと思います。

 さて、580が手元にあるとなれば、何か適当なペン先、それも金を含むやつを探さなければなりませんね。








8 11月

次の土曜日!

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 逃げ回る「まりりん」さん。今日は長男に竹輪を食べさせてもらったので、飼い主より長男、という日なのかもしれません。亀はやっぱり食べるものをくれる人へと靡くもののようです。

 飼い主は土曜出勤。教員の勤務時間も週40時間以内にすべし、と日頃は労働基準法などこの世に存在しないという姿勢の文科省が頑張った、のではなく、より上位の省庁に押されて実現した学校週5日制。平成4年9月12日から毎月第二土曜日が休業になり、平成5年4月22日からは第4土曜日も休業となりました。
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 その後、平成12年に学校週5日制が完全実施となるまで、教員は出勤した土曜日の振替休日を夏休みに取るよう求められたのでしたが、実際には勤務予定表に適当に「振休」と書いて実は出勤、というのが普通でした。

 それで、学校が休みの土曜日に子供が遊べるようにと私の自治体の児童館は第二、四、五土曜に午前中に開館しますので、職員も半ドン勤務をするのです。公立小中学校は土曜日全部休みやんか、と言っても、条例を改正しないと開館する日は変えられないので、14年前から時計が止まっているようなことになっているのです。
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 JR、阪急、阪神、神戸市交通局の三宮駅に繋がっている地下街「サンチカ」の13番出口から地上に出るとバスの7番乗場です。ここから市バス7系統に乗ると、坂道を上ることなく神戸北野ノスタまで行くことができるのです。写真に写っているのは別会社が運行している神戸シティループバスで一乗車260円。対して市バスは、三宮・エリア120という特例があり、ICカード系で乗車すれば三宮駅から神戸北野ノスタまで120円で運んでもらえるのです。

 ちなみに、三宮駅の7番乗場からは、六甲アイランドにあるル・ボナーのすぐそばへ行くバスも出ています。
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 神戸北野ノスタで一番早いお店が午前8時オープンとなっていますが、ほとんどのお店は午前10時オープンです。次の土曜日、朝8時過ぎには写真奥の青いテントのあたりにイカついオッサンや怖そうなお姉さんが出てきて、9時少し前になると「ここに並んでくださぁい」と優しくご案内します。それまでは大人数で固まったり列を作って並んだりするのは「ご遠慮ください」というご案内をしていますが、遠慮して、どころか禁止です。並んでくださった皆さんをトラロープで囲み、先頭の方から一人一枚ずつ、抽選箱から整理券を引いていただきます。代理で、とか、トイレに行ってる家族の分、とかいうのはナシ。ご夫婦とお子さんであっても、人数分の整理券を引いていただきます。入場の順番はバラバラになりますが、そこはグループ内でご相談ください。
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 「はい、並んでくださぁい」のタイミングに間に合うように来られなかった方には、写真左手前、駐車料金の精算機があるあたりで501番から始まる整理券を順番にお渡しします。

 抽選で整理券を掴んだら490番だった、ということもあり得ます。抽選箱にはその場にいる人の倍以上の券を入れてありますので、番号が490番でもさほど悲観しなくて大丈夫です。昨年は午前10時から入場を開始して、11時過ぎには待っていた方ほぼ全員に入場していただいておりました。
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 会場となるステラホール(旧北野小学校講堂)です。3階のここまで、60段ちょっとの階段で上りますが、エレベーターも使えます。車椅子を利用されていたり、ちょっと階段は無理、という方は近くのスタッフに声をかけていただければと思います。

 神戸ペンショウ当日は、写真左側、茶色い衝立がある場所に受付を設置しています。ここで整理券を回収するとともに入場券を販売(1000円)いたします。会場内のブース配置図と記念品(各日先着600名様)をお受け取りください。

 11月15日(土)と16日(日)は、秋深まる神戸で萬年筆。神戸北野ノスタで楽しみましょう。
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