陥落した「ちち(仮名)」さん。原因不明のまま鳴き続けておりましたが、お兄さんが帰ってきて大きい方をさせてもらい、鎮静薬を飲みましたが、それでもかなり長い間、眠るのは嫌だと抵抗しておりました。それでも鎮静薬の効果には勝てず、崩れ落ちようにいびきをかき始めたのでした。
ホコリまみれのインク。本日は箱の写真のみお送りします。見た目から、最近のものではなさそうだとわかります。ホコリまみれなのは私の保管の仕方の問題。2階の廊下の手すりというか、階段との仕切り壁の上に長いこと放置されていたようです。
ようです、というのは、微妙な変化が連続して、ある日大きく変化した光景を目にして動揺している飼い主の精一杯の表現。ごちゃごちゃしていたところがきれいに片付いていたら、嬉しさよりもまず怖さが先に立た、ということです。
で、それはどのくらい怖いことなのかと言うと、このインキを大事な萬年筆に呑ませるぐらい、なのです。実に恐ろしいですね。
このインキ、パーマネント、という恐ろしい文字が箱に書かれていますので、それだけで萬年筆に入れるのがためらわれるわけです。しかも、年月を経たものです。
お値段も素敵ですね。コレクション用として、数百円の値札が貼られていたものを数年前に手に入れて、そのまま長いことほったらかし。それが、まるで地殻変動で古代の化石が出てきたかのごとく、棚の上に出ていたのです。これが恐怖でなくて何でありましょうか。同時に棚の上に出てきた他のインキともども、どんな色なのか書いてみたいのですけれど、その前にやらなければならないことがたくさんありそうです。怖い。実に怖い。